全国造形教育研究大会 秋田大会
公式ホームページ
ご参会いただいた皆様、本当にありがとうございました。
大会報告書
top news !
秋田県造形教育セミナー開催しました!
July 31, 2017
7月26日は秋田県造形教育セミナーが開催されました。
先日の豪雨災害で被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。
この日は、全県より多くの先生方にお集まりいただき、授業ビデオでの検証、聖徳大学教授 奥村高明先生をお招きし、講話と助言をいただきました。
「授業後、子どもから何を学んだかどんどん言ってもらえる」そんな授業を目指しましょう!というお言葉をいただきました。
この研修をもとに、さらに各部会で頑張っていきたいと思います。
さらに、
秋田造形研のキャラクター、アキゾウくんが缶バッジになりましたー。大会会長の手作りです!
大会テーマ
あきた発 新たな美を拓く 〜わたしを問い,発信する造形活動〜
⑴あきた発 新たな美を拓く
大会テーマである「新たな美を拓く」とは,変化の激しい社会において,人とのかかわりの中で課題を解決し,社会にとって意味ある提案をし,社会自体をよりよい方向へと変化させていくことが出来る「生きる力」を有する子どもの姿を意味している。「社会の変化に対応して求められる資質・能力を育成する観点」から,図画工作科,美術科で身に付けていく力を相互に関連付けながら題材構想し,授業を提案していく。
本大会にあたっては,「秋田の授業づくり〜あたりまえ〜」を作成し,造形教育の基盤を再確認してきた。私たちは,秋田の美術教育の今を発信し,大会を通じてフィードバックすることで,「秋田とは」「秋田人とは」何かを見つめ直し,「秋田の形」「秋田の色」を考えながら美術を通して子どもたちに伝えたいものやことを明らかにしていきたいと考えている。
⑵わたしを問い,発信する
自分の能力を総動員して,感じる,みる,つくる活動は,自問自答したり話し合ったりしていくプロセスが最も面白い。「わたしを問い」とは,地域に根ざしつつ自分たちの生活について考えることであり,「つくる」ことで,そのプロセスを通じて「自分にもできる」ということを自分で自分に証明する作業である。この確かな経験は,自分の中に残り,経験以前の自分とは違うということを実感する瞬間でもあると考える。そのとき私たちは,
指導を通じて子どもたちが,やり遂げたときに自分に何かひとつ深まったという手応えを諸感覚で体感することを支えていきたい。
本大会では,表現することをあえて「発信」という言葉で言い表し,コミュニケーションととらえている。発信する子どもの姿は,まさしく「わたしの美を拓き,わたしを問い続け,わたしを発信していく子どもの姿」であると考えている。
題材設定や授業づくりといった授業構想においては,他とかかわる側面を重視し,自分でつくったものや価値を発信することで自己(わたし)を問い直すことを大切にしたい。造形活動を通じて「拓く・問う・発信する」ことは,自ら問いを立て,解決方法を探り,他者と協働しながら問題解決を図るとともに,新たな自分を感じ取り,力強く外に発信することで次なる発見や問いへと発展していく子どもの姿だとイメージしている。
わたしを問い,発信する
各会場
幼児教育
小学校
にて行います
にて行います
中学校
秋田県立美術館